【大家様向け】多摩地域 賃貸マンション・アパート募集家賃動向(2021年11月)

本年12月22日、不動産情報サービスのアットホーム株式会社は、「2021年11月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向」を公表しました。

調布市を含む「東京都下」地域(多摩地域)の動向は、次の通りとなります。

<マンションタイプ>
◆平均家賃は全面積帯で前年同月を上回った。
◆前月比も全面積帯で上昇した。
◆ファミリー向き・大型ファミリー向きは4カ月連続で上昇し、2015年1月以降最高値を更新した。
 特に大型ファミリーは2カ月連続で更新している。

<アパートタイプ>
◆平均家賃は全面積帯で前年同月を上回った。
◆前月比も全面積帯で上昇した。
◆カップル向きは3カ月連続で上昇し、2015年1月以降最高値を更新した。

これらの背景として、コロナ禍におけるテレワークの普及による住み替えニーズがあるのでないかと考えられます。

本年2021年9月28日に浜銀総合研究所が発表した「テレワークの普及と東京圏で進む郊外への人口移動」という調査結果によると、東京圏では次のような動きがあるそうです。

◆2020年の転入超過数(転入者数-転出者数)に関し、東京都区部で大幅な縮小となった一方で、東京都郊外部(特に武蔵野線、南武線で囲まれた地域の外側)ではやや拡大している
→都内だと三鷹市、小金井市などへの転出者数が前年比で拡大しており、東京都区部から郊外部への人の移動が生じている

ここからは体感ベースでのお話となりますが、当社が所在している調布市でも上記の傾向がうかがえ、今夏以降、当社でもファミリー向け物件は非常に好調に成約が決まっておりますが、単身向け物件(価格帯でいえば賃料5~6万円台の物件)が、今なお苦戦を強いられております。
リノベーションなどの改修提案や賃貸条件変更(ペット可やバイク無料、法人事務所可にする…)など、様々な募集策により集客を続けている状況です。

新型コロナウイルスの感染状況に関して、今後の予測がつかない部分もあり何とも言えない部分もありますが、賃貸不動産オーナー様におかれましては来春の繁忙期に掛けて人の動きに留意するとともに、管理会社や仲介会社などと連携し、早め早めの募集アクションを講じていくことをお勧めいたします。

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築山(つきやま)

㈱調布みつぎ不動産研究所 居住用賃貸部・賃貸管理部 部長。趣味は国内旅行、街歩き、スポーツ(サッカー・野球など)。宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/土地活用プランナー/終活アドバイザー

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