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変わるつつじヶ丘駅南口

浅里 謙介

今回は京王線つつじヶ丘駅の南口の再開発事業についての記事をご紹介します。

つつじヶ丘駅は北側はロータリーが設置され、バスの運行から商業店舗など開発が進んできました。


 対して南口は道路幅員も狭く、駅前に農地が残っており開発が進んでいませんでした。
そんなつつじヶ丘駅南口は平成30年7月18日に都市計画道路事業の許可を取得し、事業に着手しました。

 本路線は品川通りから京王線つつじヶ丘駅へ至る交通広場を含んだ都市計画道路です。

事業実施の目的

①駅前ロータリーの整備による交通結節機能の強化

②道路拡幅整備による歩行空間等の確保

③無電柱化による景観および防災性の向上となります。

 駅前交通広場は2,398㎡予定されており、道路延長147m、計画幅員16mとなります。
事業期間は2018年から2025年までの7年を予定しております。

現在は拡幅される道路の物件の立ち退きや用地取得が行われ、今後は無電柱化工事やインフラ設備の更新工事が行われる予定となっております。
この事業化により受ける制限については、都市計画事業の支障となる土地の形質の変更や、建築物・工作物を建設する場合(都市計画法65条)調布市長の許可が必要になります。

また、土地や建物などを有償譲渡する場合(都市計画法67条)調布市への届け出が必要になります。

この都市計画決定は昭和37年12月22日に決定したものです。土地を相続などで取得した場合、事前によく都市計画などをしっかりと確認したうえで賃貸経営の方針を決めることが非常に大切になります。  

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Asari Kensuke
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事業用不動産の専門部署  業務内容:多摩エリア全域 事業用物件の空室対策や、空き家の活用、事業用不動産の売買などを行っております。 ◇宅地建物取引士 ◇賃貸不動産経営管理士 ◇不動産コンサルティングマスター
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