成約事例 狛江元和泉事務所
今回ご紹介するのは、狛江市元和泉3丁目にある貸事務所です。
不動産オーナー様は自社の事務所として利用していましたが、移転により、空室となっていました。
物件の特徴は、1階が倉庫のような作りになっており、2階部分が事務所スペースとなります。
さっそく、物件の特徴と課題を見つけるために、現地調査を行いました。
まずは、物件の寸法と間取りを把握して、特徴と課題を見つけます。
特徴と課題は?
- 1階は倉庫スペースとして稼働可能
- 2階は事務所スペースとして稼働可能
- 階段しかないため、倉庫と事務所機能を分離できる
- 駐車スペースが前面1台分あり
- 駐車場は近隣月極で確保する必要がある
- 内装は古いので、リフォームする必要がある
ターゲットになる入居者探し
今回の物件の特徴と課題を整理すると、倉庫付きの事務所として機能する事。課題としては、駐車スペースが1台分しかなく、他の車は近隣の月極駐車場を確保する必要があることでした。
主ターゲットとしては、リフォーム会社様か、工事(電気、配管)等営業所での利用が見込まれると思われました。
特に、リフォーム会社様や工事会社様は、事務所と倉庫を別々に借りていることが多く、部材の出し入れなどの工事段取りが、非効率で事務所と倉庫を統合したいという要望を多く持っています。
また、課題となる駐車スペースと倉庫の資材の出し入れの容易さもポイントとなります。
今回の物件では、前面に1台分の駐車スペースが確保されていたため、搬出入が効率よく作業できます。
募集図面を作成しよう
以上の特徴と課題から、ターゲットとなる業種を絞り、募集図面を作成します。
物件の特徴とおススメポイントを掲載して、募集活動をスタートします。
空室の募集活動とは?
不動産の空室の募集をする際には、これまでの流れのように、物件の特徴と課題を現地で確認しながら見つけます。そして、募集図面を作成していよいよ営業活動をスタートします。
主に現在の募集活動はインターネットの広告を使います。特に事業用物件はat-homeなどのポータルサイトへ掲載して、物件を探している方から反響を頂くことが多いです。
募集看板について
また、空き不動産を募集する際には、現地に募集看板を設置することをお勧めしています。
主として、インターネットで募集を募りますが、この場合、すでに物件を探している方をターゲットにしている為、「いつか移転したいな」とまだ物件探しまで取り組んでいないお客様の目に、募集看板は効果的だからです。
内見~契約~引き渡し~工事
今回の事例は、募集して1週間後に、内見があり直ぐに申込となりました。
お客様の業種は内装業者様で、ターゲットとしていた業種となりました。
課題の1つであった古い室内に関しても、テナント様の方で原状変更工事を実施することとなりました。契約にあたり、各種条件の詰め作業を行い、無事契約となりました。また、室内以外の建物の外壁も塗装したいとのことで、不動産の貸主様の許可を得て綺麗に仕上がりました。
事業用物件は、専門部署に任せよう
事業用物件は、倉庫や店舗、事務所工場など物件が特殊で1つ1つに特徴と課題があります。
住居と違い、住むという目的だけでなく、事業を行う拠点になることから、テナント様の業種、業態により、その建物の使い方も千差万別となります。
不動産会社によっては、住居以外の物件は扱えないこともあります。
その際には、是非事業用不動産を専門的に扱っている会社や部署がある不動産会社に依頼することをお勧めします。