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林立する調布のマンション情報

浅里 謙介

今回は調布駅前のマンション建築情報について特集します。

京王線調布駅が、2012年地下化工事を行いました。
そして、昨今、調布駅周辺の大型マンションが林立しております。今回は大型開発される調布のマンション事情と、その開発による影響について特集します。


 まず、調布ヶ丘1丁目の東急不動産の「ブランズシティ調布」です。元々は、銀行センターがあった跡地が開発され、総戸数305戸の大型分譲マンションとなりました。


 次に、小島町1丁目の三井不動産レジデンシャルの「パークホームズ調布ザレジデンス」です。元々は、調布銀行の頭取を務めた井上平左衛門氏のお屋敷跡地となります。総戸数は162戸の大型マンションです。


 次に、同じく小島町1丁目の住友不動産の「シティハウス調布」です。元々は広い駐車場となっておりましたが、今回のマンション開発で、総戸数65戸となります。


 また、調布駅からは少し離れますが、多摩川1丁目のパラダイスリゾートの「調布ワンダープロジェクト」は元々、雪印メグミルクの工場跡地でしたが総戸数220戸の大型マンションとなります。


 そして、さらなる大規模開発となるのが、染地の多摩川住宅建て替えプロジェクトとなります。
多摩川住宅の敷地は東京ドーム10個以上の広さがあり、複数の事業者による建替えプロジェクトが予定されています。先行するプロジェクトは、住友不動産と長谷工の「シティテラス多摩川」です。
全11棟総戸数905戸の超大型プロジェクトです。

 調布市内だけで、これだけの大型マンション開発が進んでおります。影響としては、ファミリー層が中心の分譲マンションが多いため、流入人口の増加、世帯数の増加が見込まれます。

その影響により小学校・中学校の生徒数の増加が見込まれます。開発エリアが重なり、生徒定員数のオーバーなど影響が出てくる可能性もあります。調布エリアの新陳代謝がより一層見込まれます。

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Asari Kensuke
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事業用不動産の専門部署  業務内容:多摩エリア全域 事業用物件の空室対策や、空き家の活用、事業用不動産の売買などを行っております。 ◇宅地建物取引士 ◇賃貸不動産経営管理士 ◇不動産コンサルティングマスター
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