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飲食店を開業したい!でもどうすればいいの…

湯本 竜徳

自分のお店を開きたい

飲食店を開業してみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
最近ですと、テイクアウト専門店や小さなお店で開業される方が徐々に増えています。
ただ、飲食店を開業するための準備は大変です。
そこで今回は開業の準備についてと物件選びのポイントを紹介していきます。

まずは準備

飲食店の開業するにあたって、事前準備は念入りに行わなければなりません。
自己資金であったり、物件選びや視認性等準備することは多岐に渡り、後悔されている方も
たくさんいます。そうならないためにも、準備するべき事柄をまとめていきます。

・開業資金の把握
・創業計画書作成
・自己資金の調達
・届出書類の提出

開業資金

開業資金の総額を把握することは、必要不可欠です。
→物件の初期費用
→内装等の工事費用
→厨房設備の機器費
→空調設備費
→食器等の備品
→広告費

上記のように様々な費用がかかります。
10坪から15坪くらいの小さなお店を開業するためには約1000万円の開業資金が必須となります。
開業資金を少しでも安く抑えるために居抜き物件で検討する方も多いです。

融資について


また、資金の調達方法として融資を受ける手があります。

PDF(229KB)

上記は日本政策金融公庫で融資を受ける際に必要な創業計画書になります。
融資の審査官は、事業や取引の実績がないことから経営者としての能力が備わっているか、
的確なビジネスプランを描けているかで主に判断します。

創業支援/公式ホームページ – (公式)日本政策金融公庫

上記の日本政策金融金庫のHPから融資について相談することをお勧めします。

届出が必要な書類について

・食品営業許可
 →全店舗必須・保健所に提出
・開業届
 →個人で開業する場合・開業して1ヶ月以内に税務署に提出
・青色申告承認申請書
 →青色申告を行う場合・開業して2か月以内に税務署に提出
・防火管理者選任届
 →収容人数が30名超えの店舗・営業開始時までに消防署に提出
・火を使用する設備等の設置届出書
 →火を使用する店舗・設備を設置する前に消防署に提出
・深夜酒類提供飲食店開始届出書
 →深夜12時以降にお酒を提供する店舗・設備を設置する前に警察署に提出
・労災保険加入の手続き
 →従業員を雇う店舗・雇用日の翌日から10日以内に労働基準監督署に提出
・雇用保険加入手続き
 →従業員を雇う店舗・雇用日の翌日から10日以内に公共職業安定所に提出


必要書類がたくさんありすぎてびっくりしてしまいます。
念入りに計画を立てて、開業の準備を行うことが1番でしょう。

キャッシュレス決済

また、最近の世の中はキャッシュレス化が進行しています。
クレジットカードやICカード決済、スマホコード決済等様々ありますよね。
よくYouTubeでも広告が流れているように感じます。

【未導入店舗向け】PayPay公式 – 仮登録はたったの1分で完了

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物件選びのポイント

飲食店営業の業種制限があるかを確認することや、内見の際には周辺の住民の動きを把握しておくのが良いです。
電車の駅を降りてからの人の導線を昼夜でチェックしておくと、物件を複数件見た際に比較しやすいでしょう。
また、営業時間の制限や看板設置が可能かどうかも判断材料となりえるでしょう。

初期費用を安くしたいとの考えで居抜き物件を選ぶ方もいますが、場合によってはスケルトン以上に費用が
かさんでしまうので、注意が必要です。

最後に

ここまで飲食店の開業について述べさせて頂きました。
もし分からないことや相談したいこと等ありましたら、お気軽にご連絡下さい。

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Asari Kensuke
Asari Kensuke
事業用不動産の専門部署  業務内容:多摩エリア全域 事業用物件の空室対策や、空き家の活用、事業用不動産の売買などを行っております。 ◇宅地建物取引士 ◇賃貸不動産経営管理士 ◇不動産コンサルティングマスター
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