調布市がセブングループと地域活性化包括連携協定!?
知っていますか!?調布市内のセブンイレブンの数!?
調布市内には、(2018年3月時点)41店舗のセブンイレブンがあります。最近は布田天神の入口近くにOPENしましたね。また、国領にもセブングループの大型ショッピングストア イトーヨーカドーがあります。
調布市内だけで41店舗もあるのは驚きですね!そんなセブン-イレブン・ジャパンとイトーヨーカドーと調布市が地域活性化包括連携協定を2018年4月18日に締結しました。
[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”asari.png” name=”あさり さん”]地域活性化包括連携協定ってなに? [/speech_bubble]
今回の提携の目的は、調布市のより一層の地域活性化および市民サービスの向上を図ることを目的としているよ。
連携事項に関しては、10個あります。
- 地産地消と市産品の販路拡大に関すること
- 市政情報及び観光情報の発信に関すること
- 地域や暮らしの安全・安心に関すること
- 高齢者・障がい者の支援に関すること
- 子ども・青少年の育成に関すること
- 食育・健康増進に関すること
- 環境保全・リサイクルに関すること
- 地域防災・災害対策に関すること
- 地域の活性化・市民サービスの向上に関すること
- その他、三者の協議により決定した事項
その中でも、著者が注目している取り組みは!?
高齢者等の見守り活動に関する覚書
地域に則した取り組みの推進を図るため、調布市と「高齢者等の見守り活動に関する覚書」を交わし、セブン‐イレブン店舗・イトーヨーカドー店舗の従業員が通常営業時において、高齢者のみまもり活動を実施します。
市産品などの販路拡大に向けた取り組み
イトーヨーカドー国領店 1 階催事スペースにおいて、福祉作業所による販売や調布市観光協会による市内観光・イベントの案内などを開催します。今後も協議を行いながら、様々な企画を進めてまいります。
市政情報および観光情報の発信に関すること
- 調布市が発行する印刷物などの配架(広報誌、ポスター掲示など)
- 調布市市政情報コーナーの設置、店内放送を利用した市政情報発信への協力
- 調布市内で開催されるイベント情報の告知・PR の協力
その他地域社会の活性化・市民サービスの向上に関すること
- マルチコピー機を活用した住民票請求等の行政サービスの代行検討
- 店舗内の投票所設置(駐車場・スペースの利用)
- 災害用電話機の設置
- セブンVIEWの設置
[blogcard url=”http://www.sej.co.jp/csr/community/society.html”]
コンビニと自治体の連携は増えている!?
[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”asari.png” name=”あさり さん”]他の自治体でもて連携しているの? [/speech_bubble]
2008年の経済産業省が「社会インフラとしてのコンビニエンスストアのあり方研究会」を発足して以降、2011年の東日本大震災や、熊本地震での体験から、コンビニが持つ社会インフラとしての機能に注目が集まっています。
調布市以外にも、八王子市や、府中市、あきるの市などとセブン-イレブン・ジャパンは地域活性化包括連携協定を結んでいます。
自治会の役割をコンビニが担う時代!?
地域活性化包括連携協定の内容を見てみると、昔は、各地域、地域の自治会が担っていたような機能が多いことに気づきます。しかし、現在、多くの地域で自治会が機能しなくなってきています。課題は様々ですが、高齢化が進んでいる。新しく出来たマンションの方が、自治会に参加しないなど、昔の地域のお祭が開催できなくなっている現状も伝え聞くこともあります。それは、以前から住んでいる地域の方が守ってきた文化などが途切れてしまうことでもあります。
現在のコンビニの増加が、本来機能していた自治会というものの機能に取って代わるのか?これからに注目です。